私の副業ライフスタイル

目安時間:約 24分

岡本奈津美です。
これはもちろんビジネスネームで、本名ではありませんけど。
40代の家族持ちサラリーマンです。
本業の会社勤めをしつつ、副業でアフィリエイトを楽しんでいます。毎日、朝と夜の2〜3時間ほど、自宅のパソコンに向かう副業生活です。

 

《サラリーマン稼業の経歴》

大学は経営学部で、ビジネス理論に関し一通り学んでいます。
社会人としては、何社か転職しています。海外勤務経験もあり、日本人の働き方を批判的に見るようになりました。
主に管理系の仕事をしてきましたが、営業職やマーケティング部門の経験もあります。

本業のほうでも、アフィリエイトに関わりました。マーケティング部門で、アフィリエイト広告を出していたのです。本業の勤め先で、広告宣伝にかける予算は億単位です。広告代理店に依頼して、テレビや雑誌、交通機関などの媒体に出稿していました。インターネット媒体も使っていて、プロモーションを考え、目的別のWebサイトをつくり、SEOに広告費を使い、アフィリエイト広告を出していました。ですから、インターネット広告業界の構造も熟知しています。

 

《副業の経歴》

副業は、アフィリエイトが初めてではありません。現在のサラリーマン業&副業アフィリエイト生活になるまでは、いろいろと変節がありました。
もともと副業を始めたきっかけは、「面白そうだから」でした。別に「ブラック企業で疲弊」とか「貧乏のどん底から一発逆転狙い」というわけではないです。サラリーマン年収も、とりあえず毎晩外食して年に数回海外旅行に行けるくらいはありましたので。
しかし、30代も半ばを過ぎると、サラリーマン稼業に目新しさを感じなくなってきます。新しいプロジェクトに参加しても、既視感を感じるようになってくる。立場的に、実務を部下に任せるようになると、自分で新しいものを生み出す感覚が薄れていく。経験も知識もある分野だから、ラクな仕事ではあるのだけれど、ワクワクしない。
そんなつまらなさを感じ、転職や起業の可能性も考えてみたくなって副業を始めたのでした。

 

《せどりビジネスから副業スタート》

まず始めたのは、中古書籍の販売です。読み終わって不要になった書籍をAmazonマーケットプレイスで売ることからスタート。出品は簡単ですし、買い手がついたら梱包して、通勤ついでにコンビニから発送するだけ。Amazonの仕組みに乗っかったビジネスなので作業は単純。しばらく旅行に出かけて対応できない時は、出品を一時停止すればいいだけです。参入障壁はかなり低く、悩む要素はありません。しかし、他の出品者との駆け引きを味わえたり、購入者から感謝のコメントをもらったりと、自分でビジネスをやってる実感は味わえました。
これを垂直展開し、自分が読み終わった本だけでなく、古本屋で本を仕入れて売るという「せどり」ビジネスもやってみました。あいた時間に、高く売れそうな本を求めてブックオフや古本屋を回る生活です。

《せどり、無理》

古本屋巡りは、自分が読む本を探すのなら面白いのですが、転売用となると別です。古本屋の書棚で高く売れそうな本を見つけたら、スマホでAmazonの相場確認を繰り返す。これは宝探し感覚で好きな人もいるかもしれなません。しかし、こんな仕入れ作業自体が楽しくないのと、誰かが使い古した本を商品として扱うのが気持ち悪くて、自分には合わないなと。結局、「せどり」からは撤退しました。
そのうちに、自分で購入する本も電子書籍が主になり、売るに売れなくなってしまいます。ついには海外勤務になって発送作業ができなくなったので、Amazonでの販売自体を完全にやめてしまいました。
書籍販売の実績としては以上のように小遣い稼ぎ程度でした。しかし、もっと時間をかけて「せどり」をやったならば、月に数万円の利益は簡単に得られていたと思います。
→せどり考察の記事へ

 

《マッチングビジネス、法人設立、で会社バレ》

さて、「せどり」の次に、在庫を抱えないビジネスをやろうと思って始めたのが、マッチングビジネスです。インターネット上で、売りたい人と買いたい人を結びつけて、仲介手数料をいただく形態です。Amazonのような「市場」「マーケット」を自分で作ったわけです。
システムを作る必要があるので、独力では無理。Webシステムの会社をやっている社外の知人に開発を頼むことにしました。利益が出たら山分けに、という条件で、開発費は格安で依頼。ビジネスプランはイチから企画しました。サラリーマンの副業なので、ずっとユーザーの同行を見張っているわけにはいきません。リアルの事務所や窓口もありません。サイトを訪れたユーザーが、登録からマッチング、成約、手数料の決済までインターネット上で完結できる仕組みを作りました。
マッチングサイトに登録する人に安心してらえるよう、この時点で法人を設立。自分一人の会社で、従業員はいません。こうして私も「社長」「起業家」として活動開始。会社の登記実務は、書籍で勉強して全部自分で手続きしました。税務関係も、税理士の友人に顧問をお願いし、キッチリと手続きをしていました。
自分が「社長」の肩書きのついた名刺を持って、起業家が集まる会合に参加したりすると、よい刺激になります。中には怪しげな人もいますが、ビジネスやお金儲けが好きな人達です。会社勤めとは違う世界の話が聴けてワクワクします。互いに協力すれば、何でもできそうな気になります。
そうこうするうちに、マッチングサイトの会員がじわじわ増えてきます。ネット上の処理は自動化したとはいえ、会員獲得という地道で泥臭い仕事は自動化できません。ブログやmixiでコメントまわり。チラシを作って週末に配布。身バレすることは別に気にせず、集客活動に精を出していました。それでも、たまにユーザー様から喜びの声をもらったりすると、ますますやる気がわくものです。
がんばりすぎて、本業の勤務先にバレました。事前に副業を行う旨の届けを出していたので、それを理由に処分されることはなかったです。しかし、社内でかなり噂が広まって、上司も社内対応に苦慮したようです。

 

《一転して脱サラ》

そしてちょうど同じ頃、本業の勤務先企業が業績不振に陥り、早期退職者を募集しはじめました。今の副業を拡大すれば生活できるだろう、何とかなるだろう、という自負もあって、これ幸いと退職することにしました。そのまま会社に残る道もあったのですが、泥船から降りて脱サラの道を選ぶことにしました。
この時にもし、副業を持っていなかったら、不安に打ちのめされていたかも知れません。家族もいますし、ただ一つの収入源を失うことは恐怖です。しかし、私の場合はリストラを前向きに受け入れることができました。割増退職金までもらえてラッキー、くらいな感じです。本業以外の選択肢を持てば精神的に非常に楽になるのだと、このとき実感しました。
しかし、目論見どおりにはいかないものです。退職して時間がたっぷりでき、いざマッチングビジネスのブラッシュアップに力を入れようとした時のこと。サイト開発をお願いしていた技術者のうちの一人が「心の病」とかで連絡がとれなくなってしまいました。
このシステムは市販のソフトウェアではありません。自分でイチから設計した完全オリジナルでした。そのため、ほかの技術者に改造を依頼しても解析が困難と言われてしまい、バグ修正や改善の作業がストップしてしまいました。
この頃になってようやく、世の中では、マッチングビジネス用のシステムパッケージが販売されていることを知りました。これを使えば、もっと素早く、安価にビジネスを立ち上げられたでしょう。しかし、ビジネス開始当初には存在しなかったので、別に仕方ないです。
技術者がいなくなってしまったので、ここで独自システムをもう一度作り直すか、他からパッケージシステムを購入して乗り換えるか、考えました。どちらにしてもそれなりの追加投資が必要となるので、しばらく様子見としました。いちおう動きますし、ほっといても会員は増えて、手数料は入ってきますので。
そんな折、サラリーマン時代の知人から紹介された上場企業の管理職ポジション募集が面白そうだったので、ヘッドハントされるかたちでまた勤め人生活に戻ることになりました。もし、実店舗を構えていたりしたら、自分が抜けるとビジネスが止まってしまうので、廃業です。しかし、私のマッチングビジネスはもともと副業で始めましたし、処理を自動化していたのでいくつでも兼業が可能です。
転職が決まるのと同じ時期、停滞していたマッチングビジネスでも動きがありました。幸運なことにWebサイトを買いたいとのオファーをもらい、交渉の後、円満に売却することができました。売却したのはWebサイトと顧客データベースという「仕組み」です。そこそこ登録会員がつき、成約実績が出るところまでこぎ着けていたのが幸いでした。
→インターネットビジネスの売却の記事

 

《サラリーマン生活の再スタート》

さて、世間体の上ではサラリーマンに戻りました。
といいますか、実は、脱サラしてマッチングビジネスを本業にしていた頃、知人の依頼に応じて、とあるスタートアップ企業の仕事も兼業していました。週2日の出勤で、経理や人事を統括するという仕事です。この時期は副業として会社員をやっていたわけですね。そんなこともあって、一つの会社に所属するというマインドは既に消えていました。
しかし、今度は上場企業の管理職としての勤務です。脇を締めてかからないといけません。過去の会社バレは繰り返せません。本業以外のビジネス活動は秘匿することを決意しました。そうでないと、サラリーマン共同体からはじかれてしまい、理不尽な不利益を被ってしまいます。
→海外生活で感じる、日本人社会の閉鎖性

 

《副業は「内緒」が必須条件》

デジタルタトゥーという言葉があるように、ネット上で拡散した発言や投稿は、後から削除することは非常に困難です。ビジネスでインターネットを使う利点はとても大きいのですが、実名で活動すると後でリセットが効かないというリスクもまた大きいと思います。
ともかく、私は今後も表向きは日本人サラリーマンとして生活していくので、実名でのビジネス活動はしないつもりです。「内緒で副業」こそ、現時点で最も合理的な行動だと思っています。社会に媚びているとか、卑屈だと言われるかもしれませんが、映画『スーパーマン』や『スパイダーマン』の主人公のように、世を忍ぶ仮の姿を演じるというのも面白いと思っています。
サラリーマンの副業として、不動産賃貸業も考えました。銀行融資で物件を購入して、賃貸に回すことで、レバレッジを効かせて家賃収入を得られます。日本の銀行の場合、勤め先がまともで、勤務年数がそこそこあれば、融資を受けやすくなります。しかし、自分には合わないと思ってやっていません。理由は、転職や移住が多いためです。私は過去に海外引越を何度もしていますし、今後もありえます。こういう人は残念ながら銀行からの信用があまり高くならないのと、投資物件にじっくり向き合えないと思うのです。
しかし、不動産投資には、会社バレしても悪影響が小さいというメリットがあります。実際のところ、海外駐在になって、日本の持ち家を賃貸に回している人はけっこういますし。日本は資本主義国ですから、会社が社員の不動産購入や資産運用まで禁じるのは、財産権の侵害だという大義名分があります。
日本国憲法第29条第1項
財産権は、これを侵してはならない。

 

《サラリーマンの副業と憲法と私》

ついでに憲法の話をすると、会社が副業を禁止するのは、職業選択の自由を侵害するので、違憲です。
日本国憲法第22条
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。
副業を禁止、他の雇用
副業を理由に社員が解雇や処分を受けた場合、裁判に訴えれば社員が当然勝ちます。が、実際には有形無形の嫌がらせや理不尽な対応をされるわけです。副業が禁止されている公務員でも、不動産賃貸業や兼業農家や消防団の活動は許されています。禁止対象される副業は、自営か被雇用かを問わず、なんとなく社会の空気で決まります。結局のところ、日本人社会は、法律論ではなく感情論で、異質な構成員を排除する方向で動くのです。
そんな日本社会の法律と不文律を踏まえ、副業に対する私の原則的立場は以下の通りです。
勤務先の副業禁止規定など、従業員として遵守する必要も価値もない。
しかし、会社関係者には副業を秘匿すべし。
副業を秘匿するという目的のため、勤務先にいる時は職務に専念します。逆に通勤時間や移動時間など、勤務先の関係者がいないところでは、スマホで情報収集や原稿書きを行います。ただし、勤務先のPCや備品を使うのは、会社バレにもつながるので厳禁です。
もし勤め先企業が「副業を奨励する」といっても、原則的立場は変わりません。あくまでも「副業は秘匿」です。それでも副業奨励の同調圧力が強ければ、勤め先には「ボランティア活動をやっています」などと報告しておき、収入を伴う副業は秘匿するのが得策です。副収入を勤め先に知らせたところで、メリットは全くありません。リストラ時など優先的に解雇対象にされるのがオチです。

 

《そして副業アフィリエイト》

いくつかの副業経験、脱サラ経験を経て、最終的に選択した副業がアフィリエイトです。アフィリエイトは楽しいし、社会的に必要とされており、ビジネスとして潜在的な爆発力をもっているからです。

 

《時間と場所の自由》

アフィリエイトの作業は、時間と場所を選びません。自分の都合でいつでもどこでも作業ができ、あとは結果を待つだけです。インターネット上のサービスを組み合わせることで、集客から成約、商品提供までの流れを自動化できるからです。
アフィリエイトに関する、自動化の例をあげてみます。
検索に対して自サイトの自動で紹介(外部の検索エンジンの機能)
アクセスに対してWebコンテンツを自動で表示(レンタルサーバの機能)
ブログ記事を将来日時を指定して自動で投稿(ブログの機能)
メールを条件に従って自動で発信(メールサービスの機能)
紹介件数や報酬を計算して送金(ASPの機能)
これらの作業が、リクエストがある度に、リアルタイムかつ瞬時に行われているのです。地球上のどこからのリクエストにも応えられます。すべて人力でやるとしたら、24時間体制で対応しても無理。インターネット時代ならではのビジネスです。
アフィリエイトに限らず、「仕組み化」されたビジネスは、誰かにやってもらうことができます。コンピュータや他人への委託(外注)を組み合わせることで「自動化」できるのです。この「自動化」こそが、時間と場所の自由につながるのです。

 

《収入の可能性》

「自動化」されたビジネスフローは、同時にいくつでも走らせることができます。1つのサイトで毎月5万円の収入を得られるなら、同様のサイトを10つくれば、毎月50万円の収入となります。しかも、サイト作りにかかる労力は10倍ではありません。誰でも初めは大変ですが、やればやるほど経験が蓄積され、作業スピードが上がります。費用面も同様です。レンタルサーバを使う場合、1サイトでも10サイトでも費用は変わりません。購入したツールも使い回しできます。サイト作り自体を「仕組み化」すれば、これまた自動化や外注ができるので、時間も大幅に短縮できます。1サイト目と10サイト目では、時間、費用、労力ともに10分の1以下になる感じです。仕事の質も上がるので、サイトあたり収入も増えます。こうして、加速度的に収入が増えていきます。「自動化」こそが、サラリーマン生活をしながら、爆発的に副業収入を増やす秘訣です。
自動化の度合いが高いほどよい、というわけでもありません。仕組みを作ってからきちんと回るまでの時間がかかる、という特性もあります。アフィリエイトを例にすれば、検索エンジンの検索順位はすぐには上がってくれません。サイトの訪問者が増えたのに、売上に結びつかないこともあります。訪問者が内容に納得してくれるよう、狙った通りの動線で商品が売れるよう、微調整が必要です。トライアンドエラーで微調整を続け、仕掛けを最適化していく必要があるのです。
特にアフィリエイトは、努力の結果がすぐに成果として現れません。途中で挫折してしまう人が非常に多いのです。挫折する人が多い、これはすなわちライバルが勝手に脱落していくということです。よく「そんなにうまい話があれば、みんなやっているはず」と言います。現実は「やるのは簡単、でも続けるのが困難」。だからこそ、チャンスが開かれているとも言えるのです。

 

《アフィリエイトはビジネスである》

世の中にはさまざまな副業がありますが、収入をどこまで伸ばせるかの可能性を、2軸で分析してみました。
自動化できるか、否か
ビジネスか、雇われか
この分析は別の記事にまとめていますので、興味がある方はご覧ください。
→アフィリエイトはなぜ最強の副業なのか
アフィリエイトが、自動化により指数関数的な収入を生む可能性があることは上でも書いたとおりです。もう一つ、アフィリエイトは「1時間いくら」「1文字いくら」の雇われ仕事ではなく、成果報酬のビジネスであるという点も、大きな魅力となります。
アフィリエイトでは、原稿作成などをクラウドソーシングで募集したライターさんに外注することが可能です。ライターさんの収入は、依頼主が指定した条件に従います。報酬の決定権がない、雇われ仕事です。しかし、原稿は自分で作ることができ、原稿さえ納品されば決まった報酬をもらえます。
アフィリエイトは逆です。サイトを作っただけで報酬はもらえません。サイトを訪れた人が対象商品を購入するなどして、ようやく報酬がもらえます。サイト訪問者の行動は、自分の思い通りにはいきません。頭を使って、試行錯誤して、いろいろな仕掛けを施して、なんとか報酬に結びつきます。報酬額はいろいろな要因で変動します。報酬がマイナスにはなりませんが、上限はありません。青天井なのです。
きっとライバルが多いから、そんなに売れないだろうと思っていた私も、予想を良い意味で裏切られました。これはアフィリエイトがビジネスだからです。
アフィリエイトで販売できる商品はたくさんあります。別に怪しい商品というわけではありません。テレビCMを流している大手企業の商品もたくさんあります。商品は日に日に増え続けています。
販売方法も様々です。Webサイト、ブログ、SNS、インターネット技術やサービスが新しく変わっていきます。売り方も進化せざるを得ません。だからこそ、アフィリエイトビジネスは飽和することがないのです。

 

《アフィリエイターの社会的役割》

インターネットと通信販売の普及で、流通の中抜きが進んでいます。Amazonが躍進する一方、卸やリアル小売店舗が衰退しているのはご存知の通り。その中で、なぜアフィリエイトが存在感を増しているのでしょうか。
消費者の価値観が多様化し、今や生産者/販売者側は、消費者側の価値観についていけません。マーケティングの費用対効果を考えると、マス媒体を使って消費者の60-80%に訴求するのがせいぜいです。残りの層を掘り起こすための市場調査やプロモーションは困難なため、放置されます。このギャップを埋めるのがアフィリエイトなのです。インターネットという情報空間で、生産者が拾いきれない多様な価値観に応えることに、アフィリエイトの存在意義があるのです。
詳しくは、以下の記事で触れていますので、興味のある方はどうぞ。
→消費者行動(AISASモデル)とアフィリエイト
→生産者行動(マーケティングミックス)とアフィリエイト
残念なことに、消費者を正しくない方向に誘導する輩がいるのも事実。扱う商品や販売手法に、詐欺(まがい)が混じるのは、アフィリエイトに限らず人間がやることですから仕方ないでしょう。そのせいで「アフィリエイト=悪」というレッテルを貼って回る、短絡的思考の評論家もいます。
しかし、アフィリエイトもビジネスですから、市場原理によって対策がとられていきます。例えば、評価サイトやレビュー付の販売サイトが、消費者ニーズに応える形で集客力を発揮するようになりました。今や商品の購入前に「商品名 評判」などの検索をして口コミを調べるのも当たり前となっています。
また、悪質な業者がいれば、市場の番人が強制退場させます。詐欺行為が発生すれば、法による措置がとられます。ただし、市場の番人としては、行政よりも、検索順位を決めるGoogleの権力が強すぎるという、いびつな構造になっていると思います。
ともあれ、私たちアフィリエイトを業とする者としては、Googleのガイドラインに沿いつつ、消費者の利益になるような情報提供を心がけるしかありません。これが、市場原理にもかなう、長期的成功への道です。

 

《収入面で目指すところ》

さて、サラリーマン+副業アフィリエイト、という道を選んだ私。この先の人生を考えると、他人より少しリッチな生活ができるくらいで満足していてはいけません。目指すは、全く仕事をしなくても、利子と配当で生活できる状態です。そのために十分な金融資産を築くことを目標にしようと決意しました。
「不労所得」という言葉があちこちで使われますが、その程度ではゴールにならないですね。ビジネスで資産を作ってもまだ弱いです。
→不労所得についての考察
私の具体的な目標は、1億円の純資産です。1億円の金融資産があれば、投資利回りが年3%としても、年間300万円(税引後で240万円)が寝ていても入ってきます。定年引退後、「この1億円を取り崩して何年生きられるか」と考えると長生きが悲しくなります。しかし、そうではなくストックを減らさずにフローで生活するという考え方です。
「不労所得づくり」は「金融資産1億円」を作るための手段であり、サラリーマン収入を補完するために不可欠のものです。少なくとも「金融資産1億円」を達成するまでは、匿名での副業を続けるつもりです。


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